死に部屋

個室として使われず、やがて物置きに

中古マンションには窓がない、いわゆる「行灯部屋」がよく見られます。部屋割りの都合で出てしまうものですが、これには注意が必要です。

というのも、窓がないため空気がよどみがちで、入り口を常時開け放すことになります。個室として独立性が保てず、誰も自分の部屋にしたくなくなるのです。納戸として使われることになるでしょう。結果的に、個室が一部屋減るわけです。図面で3LDKの表示があっても、実際には2LDKと同じということです。

一見ちゃんとした部屋のようでも、窓のない部屋は居室扱いできません。「サービスルーム」というのが正しい名称です。購入してから嘆いても後の祭りですから、間取りを見るときは慎重になってください。

隣室の通路と化しているパターン

先の「行灯部屋」にも通じますが、1つの部屋として区切られていても、実質的にはその機能を果たさない場合があります。そのような物件を買ってしまうと後々、「部屋数が足りない!」と買い換えるハメになるのです。

こうした「死に部屋」が出る間取りには、二つのパターンがあります。ひとつは、その部屋が通路の役割を担っている場合です。左の間取り図を見てください。この物件は2つの部屋が連続しています。バルコニー側の部屋へ行くためには、もうlつの部屋を通らなくてはならないようになっているのです。これでは実質、一部屋と同じです。

小家族型の中古マンションには、この形が多いのですが、使い勝手はかなり悪くなるので気をつけてください。